試練の階段

ダンディ☆和田

2006年05月15日 02:33

仕事でお邪魔した場所。
会場は3階にあるIT研修ルーム。
築後かなりの年数が経っているだろうこの施設は、当然バリアフリーという概念とは無縁な設計。
エレベーターなんて気の利いたモノも無く、松葉杖を駆使して自力で3階まで階段を上り下り。

自宅内でも、2階に上り下りすることが多いが、狭い家の中では階段で松葉杖を使わないことが多い。
そのまんま、階段に片ヒザを付いて這い上がるように上り、下る際にはペタリを腰をおろして1段1段滑らせながら降りてくる。
これが安全で早い(^^)

ところが、家の外ではそうはいかないわけで、病院のリハビリ室で松葉杖を渡されたときにちょっとだけ指導を受けた階段での杖運びを、初めて実践。
一段一段を慎重に踏みしめ、杖をつく位置、身体のバランス、足の運びに細心の注意を払いながらの実にノンビリした足取り。
実際に挑戦してみて初めて感じることが多い。

階段の間隔が狭いとかなり怖い。
床が濡れていたり、階段スペースが薄暗かったりしたら、相当危険度も高まる。
平らなところを歩く以上に前後左右のスペースも必要。
階段の途中にモノが置いてあったりしたら、やっぱり怖いだろうなぁ。

安定して階段を上り下りするには、平坦なところを歩くのとは比べ物にならないほどの腕の力、バランス感覚も必要。
3階まで上り下りしただけで、気力&体力を使ってかなり疲れた(ーー;)

できれば外で階段は避けたいなぁ…。
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