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すすき野にて

海に向かう途中で、一面にススキが揺れる野原を見付けた。

自分が子供の頃だったら、こんな野原があれば草まみれになって暗くなるまで遊んでいただろうなぁ。

白く揺れるすすき野を眺めながら、そんな少年時代を懐古していた。

そう言えば、最近はこういう野原で遊ぶ子供の姿を見かけることがなくなってしまった。
塾や部活に忙しいんだろうか?それとも外で子供だけで遊ぶのが危ないから禁止されているんだろうか?
遊ぶ場所を狭められた子供たちのエネルギーが向かう先はどこ?

自然を感じる場所を求め、自然の中で遊ぶことを好んでいた少年時代の自分。
ケガをしたこともある、冒険が過ぎてスリリングな思いをしたこともある。
でもそんな中から、これ以上はケガをする、これ以上は危険だ、これはやっちゃいけないことだ…そんな危険を計るモノサシが身に付いていったように思う。

そんな機会が持てなくなった今の子供たちは、どうやって危険の判断基準を持てるだろうか?
自分が痛みを感じたことが無ければ、きっと他人の痛みがわかるはずがない。

物質的な豊かさだけを求め続けている時代が、大切な何かをどんどん失っているような気がしてならない。


この記事へのコメント
すごく共感でき、いい話なのですが、
どうしても書きたくなったので、一言。

・・・釣られました。少年時代の僕とは、もう違うようです(涙)

#あちらのほうは「野」は、カナらしい・・・。
Posted by そほ3 at 2006年11月04日 21:06
>そほ3さん
カナ書きの「野」でも、楽しさと危険と隣り合わせのスリリングな体験ができるそうな(笑)
Posted by ダンディ☆和田 at 2006年11月04日 21:42
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すすき野にて
    コメント(2)