自然を食む
何だかあえて“食む”という言葉を使いたくなった。
「瓜食めば子ども思ほゆ栗食めば…」なんて万葉の歌が何故か頭の中に浮かんだ。
浜松市若林町のcafe 心木地(ここち)でのランチ。
・海藻とピーナッツの白和え
・蓮根団子の和風あんかけ
・ズッキーニのもろあわピカタ
・ごぼうと間引にんじんのきんぴら
・大根葉とじゃがいもの梅あえ
・パプリカのマリネ
・蒸し里芋
・さばの梅紫そ揚げ
・空豆の春巻
それと、玄米ごはん、雑穀ごはんに野菜タップリの味噌汁
素朴な素材や雑穀を使い、工夫を凝らした正しい日本の食。
日本人は古来からこういう食事を食べてきたはず。
それが今となっては贅沢な食…
経済の高度化とともに、豊かさの尺度が大きく捻じ曲がってきている。
そんな思いを感じながら、一つ一つを噛み締めて味わう。
料理だけでなく、見事に演出された店内の空気も、日常の中で見失いがちな豊かさの本質を気づかせてくれる。
日本古来の落ち着きに、エスニックのテイストも香る不思議な癒しの空間。
NEOジャポン… そんな感じ。
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