自然を食む

ダンディ☆和田

2006年05月28日 13:45

何だかあえて“食む”という言葉を使いたくなった。
「瓜食めば子ども思ほゆ栗食めば…」なんて万葉の歌が何故か頭の中に浮かんだ。

浜松市若林町のcafe 心木地(ここち)でのランチ。

 ・海藻とピーナッツの白和え
 ・蓮根団子の和風あんかけ
 ・ズッキーニのもろあわピカタ
 ・ごぼうと間引にんじんのきんぴら
 ・大根葉とじゃがいもの梅あえ
 ・パプリカのマリネ
 ・蒸し里芋
 ・さばの梅紫そ揚げ
 ・空豆の春巻

  それと、玄米ごはん、雑穀ごはんに野菜タップリの味噌汁

素朴な素材や雑穀を使い、工夫を凝らした正しい日本の食。
日本人は古来からこういう食事を食べてきたはず。

それが今となっては贅沢な食…

経済の高度化とともに、豊かさの尺度が大きく捻じ曲がってきている。
そんな思いを感じながら、一つ一つを噛み締めて味わう。
料理だけでなく、見事に演出された店内の空気も、日常の中で見失いがちな豊かさの本質を気づかせてくれる。

日本古来の落ち着きに、エスニックのテイストも香る不思議な癒しの空間。

NEOジャポン… そんな感じ。

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