2008年06月14日
夜の五十鈴川
カランコロンと下駄の音を鳴らしながら楓神社脇から五十鈴川沿いに出ると、対岸の明かりがキラキラとさざ波に揺れて美しい。
しばらく歩みを進め、対岸の明かりがなくなった静かな水面の先に目を凝らすと、対岸の漆黒の木立の影に小さな光を見つけた。
「あ!ホタル!」
その声に刺激されてか、にわかに木立のあちこちで光が点滅を始めた。
こんな場所でホタルに出会えるなんて思っていなかったので感動。
凛と張った清々しい空気の中でお互いを呼び合うようにいくつもの光が明滅を繰り返す。
言葉を忘れてしばらく見つめる。
ひとしきりの光の舞も一段落したようなので、宇治橋に向かって歩き始めると…
突然に一匹のホタルが僕らの後を追ってくるかのように近づいてくる。
スッと団扇を差し出すと、そこに舞い降りてきて澄んだ光で何かを語りかけてくる。
MOL004 posted by (C)ダンディ☆和田
凛と張った清々しい空気の中でお互いを呼び合うようにいくつもの光が明滅を繰り返す。
言葉を忘れてしばらく見つめる。
ひとしきりの光の舞も一段落したようなので、宇治橋に向かって歩き始めると…
突然に一匹のホタルが僕らの後を追ってくるかのように近づいてくる。
スッと団扇を差し出すと、そこに舞い降りてきて澄んだ光で何かを語りかけてくる。
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Posted by ダンディ☆和田 at 20:04│Comments(0)
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