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よってたかって…

若い芽を摘む(^^ゞ

品評会に出品するお茶を作るため、厳選された新芽を選りすぐって丁寧に摘む
スピードが勝負
質の確保が勝負
摘採の良し悪しはできあがるお茶の良し悪しを大きく左右するらしい

全国茶品評会に向けて丹精こめて育てられているお茶の木
摘み始める直前になってようやく覆っている寒冷遮が外される
短時間で一気に一番の芽を摘み取っていく

1つ1つを人の目や手で確認しながら1芯2葉で
普通なら十分良いお茶になりそうな3葉目は摘まない
爪を立てて摘んではいけない
サイズも一定になるように
色の悪い葉や虫のついた葉は排除

柔らかい茎に指の腹を添えて優しく力をかけると、みるい若芽がプチッと手の中に
摘み取った葉は、体温で変質しないように手早く腰に下げたビク(竹カゴ)の中へ
最初は一つ一つを腕に貼った簡易ゲージに当てながら確認をするが、慣れてくると徐々にペースアップ
目も慣れてくると、パッと見ただけで摘むべきお茶の芽だけが浮き上がるように見え始めてくる“お茶目”な状態←勝手に命名(笑)

プチッ、プチッと指先に響く感触が、心地よいリズムに変わってくる
目には新緑 すがすがしい緑の香りに包まれて、
肌で風や日差し、気温の変化を感じ、耳にはさまざまな鳥の声・風の音
五感に響く自然と自分の感覚がシンクロしていく一体感がたまりません

太陽の光を浴びると、お茶の新芽はスクスクと伸び始める
摘んでいる数十分のうちにも成長が進んでいくのがわかる
まさに時間との戦い

摘まれた新芽は、手際よく回収されてトラックで茶工場に運ばれ、茶摘と平行して加工が進められている
自分たちでの手で摘んだ茶葉が、どのようなお茶になるのかが楽しみ


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